竹の花を初めて見ました。
竹は、種類によって異なるそうですが60年から120年に
一度、一斉に花を咲かせたあと、地上に出ている部分は、すべて枯れてしまうという珍しい生態をもっているようなのです。
一本の竹の寿命は、10年から20年ほどで、タケノコを生み出しては枯れるといったサイクルを竹林全体で繰り返しているそうです。
そして、竹林の寿命ともいえる60年から120年を境に、
花が咲き竹林全体が枯れると、新しい個体となってゼロから竹林を形成する仕組みになっているそうなのです。
ひとつの竹林にある無数の竹は「一個体」らしく、このひとつの生命体が、ある一定の時期になったら花が咲いて、そして枯れていくといった寿命が遺伝子に組み込まれているらしいのです。
これは、竹という植物によって新陳代謝の凄さを教えてもらいました。
感謝…。
今あるものがすべてなくなって、初めて、新しい次、
が生まれるということなのです。
私たちの体も細胞レベルで、新陳代謝は常におこなわれています。その新陳代謝の働きが活性されていると肉体も健康でいられるのですが、滞ることで問題と言われるようなことが起こるのです。
新陳代謝を活性させることにも繋がるのが気功教室で伝えている丹田呼吸法なのです。
その呼吸もまず「吐く」が大事なのです。
そして、意識の新陳代謝に繋がるのが瞑想なのです。
(※ちなみに、竹の種類の中には、花が咲いた後も生き続ける竹が存在するらしいです。)